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2015
01.27

フーフーおじさん

Category: ネパール
村には医者がいない…ではみんな病気になったらどうするのかというと
大きな病院に行かなくてはいけない重病人はジープで空港まで行き
飛行機でカトマンズまで行く。でも、必ず飛行機に乗れる保証はない、
チケット争奪戦があるから空港まで行っても乗れないこともあるんだとか。
重病人なのに、なんてこった…

お金がある人や急病人はヘリコプターでカトマンズまで行くことも。ニムの
知り合いもヘリで自分のお母さんをこの村からカトマンズまで移送したらしい。
かなりお金はかかるみたいだけど命にはかえられないか。そこまでではない
病人は時間をかけて一番近い大きな村まで数時間かけてジープで行く。
そして風邪レベルではみんな病院には行かず村にいる祈祷師のことろへ
行くのだ「祈祷師」なんて興味をそそられるじゃないか。

ニムの実家のすぐ上にこの祈祷師のおじさん一家が住んでいてニムは
風邪を引いてしまったオリーブちゃんをこのおじさんのところに何度か
連れて行った。私も祈祷師がどんなことをするのかこの目で確かめたくて
ついていった。「祈祷師」はおじさん、特に変わった衣裳を着ているわけでも
なく見た目はいたって普通のおじさん。私のイメージではもっと奇抜な格好
をしているおじさんだったんだけど(笑) 祈祷師のおじさんはお香を片手に
持ちオリーブちゃんの手を握りなにやらオリーブちゃんに息をフーフーと吹き
かけていた。そしてもごもごと小声で何かをささやいてお米や花びらを
オリーブちゃんに向かって撒きなんとも静かにおしまい。これもまたイメージ
だけど私はもっと太鼓を叩いたり火を吹いたりするのかと思っていたので
拍子抜け~ 

なんでもこのおじさんの奥さんはまだニムが幼い時に大病をして死にそうに
なったんだけどおじさんの祈祷のおかげですっかり元気になってあの時に
死なずに今も生きているんだよと聞いた。村の人はみんなこのおじさんの
ところにやってきてはこうして治してもらう。私はこのおじさんが息をフーフー
吹きかけるのがおかしくてフーフーおじさんと呼んでいた。お医者さんも
いなくて私なら不安になるけどこの村の人たちはフーフーおじさんのところへ
くれば安心するようだ。信じる気持ちというのは病気でさえも治すということか。

ふーふーおじさん

DSC_1001_convert_20150126142748.jpg


オリーブちゃん残念ながら薬の飲んでもあまりよくならず相変わらず夜は
ひどい寒さだったのでニムの2番目のお兄さんのうちへ行くことにした。
ニムの実家よりきれいで暖かいというので私の大好きなニムの1番上の
お兄さんの末っ子(11歳)をお供に連れて標高3000mにあるニムの2番目
のお兄さんのうちまで3時間の道のりを歩いて行くことになった。

Subas 11歳 オリーブちゃんをよくかわいがってくれて私にもなついて
くれた 

DSC_1006_convert_20150126142311.jpg


続く

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2015
01.17

Made in Nepalの薬

Category: ネパール
村の家が寒かったのと私の準備の不十分で村に到着した翌日から
オリーブちゃんも私も風邪を引いてしまった。私が風邪でぶっ倒れ
たらオリーブちゃんはどうなる?と思い気合いで治すべし!と薬を
飲んで数時間寝かせてもらった。そのおかげで次の日にはすっかり
良くなった。ところがオリーブちゃんは高熱が出てしまい、鼻水、咳
そして下痢とどんどん悪化してしまい、とてもかわいそうなことになり
つらそうなオリーブちゃんに申し訳なくて涙が出てきた。

そして私の怒りの矛先はニムへと向かうどうしてもっときちんと村の
家のことについて教えてくれなかったのか、こんなに寒いのにヒーター
の一つもなく(暖をとれるものなんでも)こんな過酷な場所に赤ちゃんを
連れてくるのはかわいそうだし、もし寒いということが分かっていれば
カイロやゆたんぽやダウンウェアなど寒さ対策として持って行けたのに。
それがあればもしかしたらオリーブちゃんは風邪を引かなかったかも
しれない、とそのことを伝えるとニムは「実家には何もないよ、と言った
でしょここは標高2500メートルだよ」と言うので余計に頭にきてこんなに
何もないとは聞いてないし標高2500メートルって言われたって具体的
にどれ程寒いのかなんて分からない!と反論。すると、ニムは自分は
実家から出てもう何年もここに住んでいないからどのくらい寒いか忘れ
ちゃっていたと。まぁ、確かに10年も離れていたら忘れてしまうことも
あるか、と言い争いすることは止めてとにかく早くオリーブちゃんが良く
なるように努めようと協力することにした。

村に着いた2日後に熱はさらに上昇してオリーブちゃんの顔は真っ赤
息をするのも苦しそうで夜もなかなかぐっすりと眠れない。下痢をして
いるからオムツ交換を頻繁にしなくてはいけないのだけど夜中から
明け方は特に冷え込むからそんな寒い中でオムツを交換するのが
本当にかわいそうだった。薬は持っていったのかというとネパールへ
行く前にかかりつけの小児科で事情を説明し薬が欲しいとお願いした
のだけど、その先生のポリシーで整腸剤しかもらえなかった。先生は
熱は出すもの、下痢だって止めて治すものではないという考えの持ち
主で…。そんなわけで解熱剤や下痢止めも何もなく、でもこれ以上悪化
するのも見ていられないということでネパールの赤ちゃんが使っている
肺炎予防のシロップと解熱用のシロップをあげることにした。オリーブ
ちゃんと月齢の近いいとこの赤ちゃん2人も風邪を引いた時に飲むし
ちゃんと効くと言われたから飲ませてみることにした。Made in Nepalの
薬を8カ月の子に飲ませるのには勇気がいったけど、この村には医者
もいないし選択の余地はなかった 薬の色はショッキングピンクと
オレンジ色、味はいちごとバナナだった。ネパールでも子供用のシロップ
には甘い味がつけてあった。期待とは裏腹に薬を飲ませても熱はすぐに
下がらず私はもっと悪化するんじゃないかという心配からもうカトマンズ
に帰りたいと真剣に思っていた でも帰りたくてもそう簡単には帰れない
ところまで来てしまっていた、あぁどうしよう~ 

続く
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2015
01.13

村は寒かった

Category: ネパール
ボロボロジープを降りてからは徒歩で村まで行くことになった。

DSC_0870_convert_20150110145332.jpg

オリーブちゃんの物がたくさん入っている荷物を残していくことに不安
はあったものの自分たちでは持って行くことができないため誰かが後
から持ってきてくれるだろうと信じて歩き出す。幸いにも天気は良かっ
たのでハイキング気分だった。歩き出して30分もしないうちにニムが
川の向こう側にニムの妹、義理のお姉さんとその息子(11歳)がこちら
に向かって歩いてくるのを見つけた。私達を出迎えに遥々来てくれた
んだ~と思ったのは勘違い、妹たちは私たちがジープを降りた場所に
向かっていて私たちの残した荷物を運んできてくれるために来た。
えええ~、あの重たい荷物2つを女性が運ぶの?とニムに聞くと別に
それは普通だよと言わんばかりにそうだよと答えたので私はとにかく
驚いた、男性が来て運んでくれるんだとばかり思っていたのにまさか
妹と義理のお姉さんとは しかも妹は小柄だし義理のお姉さんは
華奢だし、なんだかとても申し訳ない気持ちだった

私たちがのろのろ歩いてニムの実家に到着してから間もなく荷物隊
が戻ってきた。なんと妹もお姉さんも頭で荷物を支えて運んできた。
頭の上に荷物を載せているわけではなく、編んだ紐(バンド?)のような
もので荷物を固定し紐の幅広の部分を頭(額)にひっかけて運んできた。
私がやったならきっと首の骨を折るだろうと思うほどの重さの荷物を
まさか頭で運んでくるとは、道中は山あり谷ありで大変なはずなのに。
そんな力持ちな妹とお姉さんを尊敬せずにはいられなかった。ネパール
の村の女性はみんな力持ちということが分かった。畑仕事をするにも
小さな赤ちゃんのいるお母さんたちはかごに赤ちゃんを入れてその
かごを頭で担ぎながら畑仕事をする。お年寄りでも中身がたくさん
入った重そうなかごを運びながらすいすいと足元の悪い道でも進んで
行く。だいたいみんな運動靴なんてものは履いておらずサンダル履き
なのにもびっくりした。寒いのに靴下もはかず裸足にサンダルが基本の
ようだった

ほら、こんな風に赤ちゃんはかごの中

DSC_1425_convert_20150113150100.jpg

じゃん!

DSC_1426_convert_20150113150502.jpg

こうやって担がれてどこにでも行きます

DSC_1434_convert_20150113150932.jpg

たくさんの兄弟やいとこたちにご挨拶。そして念願だったニムのお母さん
にもご対面。でも言葉が通じないのでそれはあっさりと終わった(笑)
ネパールのおばあちゃんに抱っこされたオリーブちゃん、この頃は私
から離されるとすぐに泣いたのでこの時もすぐに泣き出し抱っこ終了~。
本当に抱っこ抱っこで手はたくさんあったのに全然楽もできずかなり
大変だった…

オリーブちゃんのいとこたち
寒いのになぜか半袖のいとこの女の子。 いつも鼻水を垂らしていた。
そりゃそーだ

DSC_0891_convert_20150110145544.jpg

ようやくご挨拶ができた私の義理の母

DSC_0932_convert_20150110145758.jpg

そして夜は寒さとの戦いに…。昼間はまだ良かったのだけど日が沈むに
つれ気温もぐんぐん下がって寒い、寒い夜になった。ネパールの村の
家は広い部屋に仕切りがなく、料理を作るかまどがある部屋で夜も寝る
というのが多いみたいだけどニムの実家は残念なことに寝室と台所が
分かれていたためヒーターも何もない広い部屋は窓からの隙間風も入り
寒くて凍えそうだった。バカな私はなぜか自分のジャケットも持ってき忘れ
標高2500メートルを甘く見ていたのか準備が不十分で猛反省をすることに。
翌日から私とオリーブちゃんは風邪を引き特にオリーブちゃんは風邪を
こじらせてしまい大変な思いをすることになってしまう

続く
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