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2013
08.01

7月のおさらい ⑤

Category: 私たち
ニムは思ったより元気そうだった。きっとまだニムでさえも何が起きたのかよく分かっていない
んだと思った。まさかニムがこんな悲しい出来事に遭遇していてるなんて思いもせず一人のほほん
とテレビを見ていた私。どうして電話してくれなかったの?と聞くと私が心配して体に障ると
いけないから連絡はしなかったと言っていた。(ニムの事に関しては本当に心配性な私なのを知って
いるからね)ニムの顔を見ながらもし事故に遭ったのがニムだったら警察から悲しい知らせを受ける
のが私だったら…と考えたら恐ろしさで涙が止まらなくなった。亡くなった人には申し訳ないと思い
つつも、抱きしめると温かくてちゃんと生きているニムがそこにいる。無事に私のところへ帰ってきて
くれたことを神様に感謝せずにはいられなかった。ニムを守ってくれてありがとうございます。。。

翌日は月曜日、ニムはまだ辞めていなかったお弁当やさんを休んで1日ゆっくりするつもりだった。
でも、私の仕事中に連絡が入ってこれからまた警察に行ってもう少し話をしなくてはいけないから
会社の人たちと一緒に行ってくると言って出かけていった。それから夕方の4時過ぎにニムから
終わったと連絡があるまで長い時間事情を聞かれていたみたいだった。でも、聴取はこれで終わり
その後呼び出しはなかった。また会社の車で送ってもらったニムは早速、揃えた道具一式を返品。
これで縁が切れたようで少しホッとした。この日以後はもうこの事はあまり考えないようにして、
いつもの生活に戻っていった。

でも私はよくこの事故の事を考えてしまった。どういった偶然であの日ニムは初対面だった人の
生きている最後の姿を見ることになったのか。どうしてニムだったのか不思議でしかたなかった。

私の気持ちに余裕がなく、バカみたいに焦ってしまったせいでニムをこんな目に遭わせてしまった
ことに今でも本当に申し訳ないと思っている赤ちゃんが出来たことで私はお金の心配をし始め
て気持ちがとても焦ってしまっていた。その頃はまだ出産、育児でもらえる国や健保からの給付金
のことなど知識も全然持っていなかった。ただただ一人で焦ってしまい、あぁ、どうしよう、私が
仕事出来なくなったらお金が足りなくなっちゃう、これは大変だ!ニムに頑張ってもらうしかない!
と思ってしまい、ニムに勧めた仕事の危険性については二の次だった。屋外での仕事で熱中症に
なる危険がある(特にこの頃は記録的な猛暑日が続いていたのに)重機が入っている現場での
作業もあるから充分注意しないと危ないこと、重大な事故が起こる可能性だってあるのにニムは
若いし体力もある、日本語だってもうかなり上手だし、大丈夫!と決め込んでいた。私がそんなに
躍起になることさえなければ、こんなことにはならなかったかもしれないとあの頃の自分の余裕の
なさを反省…。

6月後半に行った産婦人科で乳がん、子宮がん検診をした結果を聞くのともう一度赤ちゃんの
様子を確かめるために7/5にまたクリニックへ行ってきた。検診の結果はいずれも異常はなくて
一安心。またエコーで先生がお腹の様子を見せてくれた。そして、この日は赤ちゃんの心拍も
確認することが出来た。力強く心臓が動いている音を聞いたその時は本当に感動して涙が出た。
なんとなく泣いちゃいそうかも…と思っていたけど、想像するより遥かにすごい感動だった。
映像でもこれが心臓と教えてもらった辺りが、プクプクプクプク動いているのが見えた。すごい、
こんなに小さいのにもう心臓が出来てきてるなんて 理由があってこのクリニックに通うのは
この日が最後になってしまったけど、この日の赤ちゃんの心拍の音をDVDに焼いてもらって
本当に良かった。夜、ニムにこのDVDを見せたところ、ニムも赤ちゃんの心拍を聞いてびっくり、
こんなに鮮明に聞こえるものなのか不思議がっていた。まだ人間の赤ちゃんの形にもなっていない
はずなのに、不思議。赤ちゃんそのものの映像については私もどこが何でどうなっているのか、
見ても全然分からず二人で首をかしげることになった。

きっとこの日から私とニムにも親になる覚悟が生まれ、赤ちゃんに対する愛情も芽生えたんだ
と思う。赤ちゃんの心拍の音を聞いたことで本当にここ(私のお腹)で大きくなっているんだ
という実感が持てて、赤ちゃんの存在がぐ~んと身近になった、そんな記念すべき日になった。

7月が終わって8月になったから、ここらでおさらいはおしまい。
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